さて、荷物をホテルの部屋に置いたら、落ち着くまもなく早速街へ繰り出します。
もともとは午前中に着くはずだったので色々予定していたのですが、時間は既に17時。
とりあえず、どうしても見たかったガウディの建築をいくつかおさえておくことに。
「バルセロナと言えばアントニオ・ガウディ」というくらい有名な天才建築家。
クルーズの出航地がバルセロナだとわかった日から、彼の作品を見るのを楽しみにしてきました。
到着日はカサ・バトリョとカサ・ミラを見る予定だったのですが、到着予定が大幅に遅れたのでどちらかは諦めなきゃいけないかも。
ホテル前の大通りGran
Via Corts Catalanesから、数ブロック歩いてすぐのところにあるのがグラシア通り。
ブランド物のお店もたくさんあるのですが、それらに混じって天才建築家ガウディのデザインした建物が2件あります。
ガウディ建築の前に、一番最初に見えてきたのがロエベが入っている建物。
さりげなく建っていますが、これも有名建築家による作品。
カサ・リェオ・モレラといって、アントニオ・ガウディーのライバルでもあり、カタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院で有名なリュイス・ドメネク・イ・ムンタネによって設計された住宅です。
ガイドツアーで中も見ることができるようです。
情報はウェブサイトで。
優雅なデザインの建物にロエベがマッチしていて、思わずお買い物したくなりましたが、今は時間が無いので泣く泣くショッピングは諦めて写真を撮っただけで歩き続けます。
カサ・リェオ・モレラの隣にあるのがカサ・バトリョ。
写真を撮っている人たちがたくさんいるのですぐわかると思います。
入り口には列ができていたので、今回は中に入るのを諦めて外観の写真だけ。
他では見たことの無い曲線が美しい建物で、初のガウディ作品に気持ちも盛り上がります。
ただ、中には入ることができたので、カサ・ミラは中に入って見学することに。
チケットは一人20ユーロ。高い。
ここは吹き抜けを1階のパティオから見上げたところ。
実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として1905年代から1910年にかけて建設されたのですが、現在は
当時は、個性的な外観から周辺の住民にグラシア通りの土地の価値を下げるとまで批判されたそうですが、今となってはユネスコの世界遺産に登録されるまでに評価されているんですからわからないものですね。
このエピソードを知って思い浮かべたのは梅津かずお邸。
これはパティ側から見たゲートです。
やはり曲線が美しい・・・私のお気に入りの部分でした。
屋上に上がるとそこもガウディワールド。
不思議な曲線を描くオブジェ(?)がたくさん。
ここから遠くにサグラダ・ファミリアを見ることもできます。
屋上から階段を下りてロフト部分に。
ここは現在展示室になっていて、カサ・ミラの模型やガウディのデザインした椅子などが展示されています。
カサ・ミラの模型。
修正中で見れなかったけど、本来の外観はこんな感じらしいです。
確かに個性的な外観。
建てられた当時は物議を醸し、周辺の住民はカサ・ミラを「石切場(ラ・ペドレラ)」と呼んだそうです。
今も、バルセロナではカサ・ミラというよりラ・ペドレラの愛称の方が親しまれているようでした。
内部もガウディらしい曲線美が見られます。
ただ、照明のせいか全体的に薄暗く・・・私は個人的に大きな窓の明るいお家が好きなので、住みたいとは思えませんでした。
ただ、照明のせいか全体的に薄暗く・・・私は個人的に大きな窓の明るいお家が好きなので、住みたいとは思えませんでした。
これは住宅部分から下へ降りるための階段。
エレベーターといい、階段といい、暗くて狭い・・・
エレベーターといい、階段といい、暗くて狭い・・・
古い建物だからしょうがないですね。
ここには展示用になっているアパート部分の他、別の階には普通に住民が住んでいるそうです。
なので静かに下へ降りるように言われるのですが、毎日観光客が尋ねてくる場所に住むってどうなんだろう。
私だったら落ち着かなくて嫌ですが、住めば都?
これでカサ・ミラの見学は終わり。
中にいた時間は1時間半ほどで、
外に出た時にはすっかり日が暮れていました。
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