振り返るとあぁ、あれは人生の転機だったなぁと思う出来事がいくつかあります。
地元を離れて東京の大学に進学した時とか、会社を辞めて留学した時・・・等々。
東京の大学に進学していなかったら、全然違う人生を歩んでいたと思うのですが、当時の私はひたすら「こうしたい!」という気持ちだけで突き進んでて、自分の選択が人生にどんな影響を及ぼすかなんて全く考えていませんでした。
30代も中盤になってくると、さすがにどういう選択をするかで人生が大きく変わるというのは嫌というほど分かっているので、さすがに慎重にもなります。
さて、少し前に「これからの家族計画」で書きましたが、数ヶ月前から遂に子供を持つことを積極的に考え始めた私とVさん。
結婚すると当たり前のように「子供はいつ?」と聞かれますが、子供を持つというのも実は選択肢の一つで、持たないことも選択肢の一つ。
私達は子供を持つということを選択しましたが、その結果私達の人生がどう変わっていくのかは正直未知の世界です。
ただ、今までいくつかあった人生の転機と同じくらい、それ以上のインパクトを持つことになりそうだなと予感しています。
と、長々前置きをしましたが、実はこの度妊娠致しました・・・長い間ブログを放ってしまっていたのも、そのせいです。つわりは酷い人に比べると軽い方だったのですが、仕事をしつつ初めての体の変化や体調不良やらと、ブログを更新する余裕が無い日々を送っておりました。一応、日記のように書き溜めておいた分があるので、これから順を追って海外での妊婦生活をアップしていきたいと思っています。(ハネムーン記も中途半端なままなので、こちらも頑張って更新します・・・)
以下は、妊娠が判明直後に書いた日記です。今の時点では既に21週なので、読み返すと数ヶ月前なのに遥か昔のように感じたり。
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今回、生理予定日1日前になぜか「妊娠検査した方がいいかも」という気持ちになってしまいました。
今考えると、本当に何が私を駆り立てたのかさっぱりわからず。
子供を考え始めてから3ヶ月目で、むしろ先月の方が生理前に具合が悪く(今思うとただのPMS・・・)、「まさか、これって・・・?」なんて思っていたくらいなのですが。
そして、インターネットで「妊娠超初期症状」で検索してみたりと、かなり期待していた割にあっさり生理がやってきました。
なので、実際妊娠検査キットを使うまでには至らなかったのです。
今回はむしろいつもの生理前より元気なくらいであまりこれという症状は無かったのに、なぜか生理予定日前に検査しなきゃいけない気持ちになりました。
第六勘だったのかもしれません。
その日、思い立ったが吉日とばかりに仕事から帰ってすぐに薬局で買った検査キットを試してみたところ・・・
なんとうっすらと青いラインが。
見間違えなのか本当に青いラインが出ているのか判断つかないくらいの薄~いラインでした。
とりあえず写真に撮ってみると写真の方がラインがはっきり見えてました。
どう判断したらいいのかわからずネットを検索しまくると、「市販の妊娠検査キットは妊娠しないと出ないhCGという成分を量っているので、薄いラインでも妊娠している可能性大」と。
大体、私の使った妊娠検査キットは生理予定日1週間後に使うべきもので、私は生理予定日前に使ってしまったのでフライングもいいところだったようです。
一応帰ってきたVさんに伝えたところ、かなり動揺していました。
正直私もVさんもまさかこんな早く妊娠するとは思っておらず。
というのも、勉強の為に呼んでいた『What to expect before expecting』では、健康な男女でも妊娠するのに大体6ヶ月から1年かかるのは普通、と書いてあったから。
二人で「まぁ、6ヶ月くらいは自然に任せて、何も起こらなければ病院に行ってみようか」という気構えでいたのです。
基礎体温計も日本から転送サービスを使って買うか買わないか悩んでいる途中で、基礎体温もつけていない状態。
なので、Vさんに検査後の検査キットの写真を見せても「こんな薄いラインじゃ・・・なんとも分かりづらいよね」と。
白黒はっきりさせたい完璧主義のVさん、5日後の週末にデジタル妊娠検査キットで検査しようと。
デジタルだとラインが出る出ないではなく、はっきり「Not Pregnant」か「Pregnant」と出るので、解釈の入る余地が無いのがVさんには良いんだそう。
それなら・・・ということで、もやもやした気持ちを抱えたまま週末を待ちました。
そして迎えた土曜日の朝。
平日に購入していたClear Blueのデジタル検査キットClearblue Digital Pregnancy Test with Conception Indicator(日本では未発売のようですね)を持って、速攻トイレに向かいます。
結果が出るまで3分待つとあったのですが、3分経つ前にすぐ、はっきりとくっきりとごまかしようの無い「Pregnant」の文字が・・・
思わず笑顔になってしまいました。
少ししてから2-3という数字も表示されました。
これは、大体4-5週ということで、私の前回の生理初日から数えて4週の初期だったので計算も合います。
Vさんは先に起きて書斎にいたのですが、私がトイレに入る音が聞こえていたらしく、トイレの前で待ち伏せ。
私が出てきた瞬間「どうだった?」と言われたので、無言で検査キットを手渡すと、「おぉ・・・おぉ・・・」と言葉にならないようでした。
ドラマのように抱き合って喜ぶとかもなく、まぁ照れ屋なVさんと私の組み合わせなのでそれは予測済み。
二人で記念にと検査キットの写真撮ったりしました。
現在、これを書いている時点では4w4dで、自覚症状はほとんど無しです。
ちょっと足の付け根とか、下腹部左辺りやらに痛みがあるのが気になるくらい。
これも心配で調べたら初期によくある症状なようです。
病院で検査してみるまでは正常妊娠なのかもわからないし、病院に行くにはまだまだちょっと早い時期なので今はまたモヤモヤと心配しながらも待たなきゃいけないのがせっかちな私には辛い状況。
周りにも言えないし、家族にもまだ告げていません。でも言いたくてしょうがない・・・
初妊娠で恐らく海外で出産と、戸惑うことばかりになりそうですが、Vさんと二人で乗り越えるしかないですね。
妊娠判明前は「妊娠したら仕事どうしよう」とか自分の心配ばかりでしたが、いざ妊娠してみると心配になるのは仕事のことよりお腹の中の小さい命が元気でいてくれるかどうかということばかり。
不思議なものですね。
ネットで調べると色々不安になってくることもあるのですが(あまり知りすぎるのも不安の種になると学びました・・・)、今は小さな命の生命力を信じるしかない。
そして、逞しいVさんの血を継いでいる子なのできっと大丈夫だろうと。
次のご報告は病院で初検診後になると思います。
まだお腹の中に小さな命がいるなんて全然実感が湧かない私ですが、無事健康に育ってくれることを願うのみです。
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