2014年2月19日水曜日

Four Christmases 邦題「フォー・クリスマス」


Four Christmases 邦題「フォー・クリスマス」

なぜ、この映画を今の時期に見ようと思ったのか全く思い出せないのですが、ヴィンス・ヴォーンとリース・ウィザースプーン主演のコメディ映画、フォー・クリスマスを家で見ました。

あらすじ(Amazonより)

結婚に興味はないが、ブラッドとケイトは幸せいっぱいのカップル。
毎年クリスマスシーズンには、わずらわしい家族づきあいからとんずらを決め込み、飛行機に乗ってトロピカルなヴァカンスへ。
離婚した双方の親や、兄弟姉妹、甥っ子姪っ子たちの前から姿を消していた。

ところが今年は、赤鼻トナカイのピカピカの鼻も見えないほどのひどい濃霧が発生。
飛行機が飛ばなくなってしまった!
仕方なく、4つの家族それぞれとクリスマスを祝うことになった2人だったが
さあ、ハチャメチャで大騒ぎの1日が始まった。

感想は・・・ベタベタのアメリカン・コメディだなぁ・・・と。
アメリカではウケルかもしれないけど、恐らく日本ではウケナイだろうなぁ・・・と。大体、この映画、日本でも公開されたんでしょうか?アメリカでは2008年公開みたいですが。

ブラッドとケイトが家族を避けて・・・という部分、ちょっと前の私だったら共感していたかもしれませんが、ここ数年ホームシックならぬ家族シックな私。
なんで家族を避けるのか?と、全く映画の意図していないであろうベクトルで腹が立ってしまいました。
20代の頃は「自分、自分」で自分のやりたいことを優先させてきた私。
家族に縛られるなんて、という気持ちでいたあの時だったらこの映画の2人に共感できたんでんしょうか・・・

ちなみに、二人の両親とも離婚をしています。
だから1日に4つの家を訪問しなきゃいけない・・・そこでタイトルのFour Christmases4つのクリスマス)につながるのですが、この2人の家族はかなりハチャメチャ。
ブラッドのお母さんはブラッドの幼馴染と同棲しているし、ケートのお母さんは教会の牧師に入れ込んでるし・・・
唯一まともそうだったのがケートのお父さんですが、最後にちょっと出てくるだけ(笑)

でも、たった一日なのに、お互いの家族へ会わせた事で、カップルとして次のステップへ踏み出していく2人を見ていると、恋人を「家族に会わせてみる」って結構有効なリトマス試験紙なのかもと思ったり。
実際、4年付き合った彼氏と自分の母親で食事に行った時の彼氏の態度が原因で、別れを決めたっていう友人がいました。
4年間2人でいる時は気づけなかったことが、自分の母親と彼氏とで過ごしたたった数時間でわかったそう。

あと、この映画で残念だったのはリース・ウィザースプーンの魅力がイマイチ引き出されていない感じがしたこと。
私がリース・ウィザースプーンを初めて見たのは『キューティ・ブロンド』。
おバカなブロンド美人をコミカルに演じている彼女は輝いていたし、また別の映画『レンディション』で夫を待ち続けるけなげな妻を演じた時は張り詰めた美しさが。
でもこの作品のリースはなんか、終始不機嫌そうな顔しているだけの女性という印象。
2007年公開の『レンディション』で美しい彼女を2009年に見て以来、久しぶりのリース出演作品鑑賞だっただけにそれがすごく残念。
こうなると最近公開のリース出演作品が気になってきてしまいます。
探して見てみようかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿