2014年11月23日日曜日

地中海ハネムーン・クルーズ6 BARでスペイン初ディナー♪



長時間フライトでクタクタなところを観光で歩きまわり、そろそろ限界な私。
対照的に、Vさんは相変わらず元気でした。
フライトで普通にぐっすり寝てたもんね。どこでもいつでも寝れるVさんがうらやましい。
カサ・ミラを出た時点で時間も19時を過ぎていたので、ホテルへ歩いて帰る途中適当なレストランで食事をとることに。
グラシア通りから私達の泊まったHotel Acta Atrium Palace付近は適当に歩いても、1ブロックごとに必ずレストランが一つ以上はあるので、初めての街だけどガイドブックを見なくても平気でした。

ちなみにこの時点で日は暮れて暗かったのですが、Vさんと二人で歩いていてもバルセロナの街は意外に危ない感じはしませんでした。
まだまだ、グラシア通り辺りは歩いている人たちも多かったですし、ちょっとグラシア通りを反れて別の道に入っても人通りが結構ありました。
散々、スペインはスリがいて危ない!と聞いていてビクビクしていた私ですが、全然危ない感じしないので拍子抜け。
(でも、油断は禁物です!)

ブラブラ歩きながらお店を見て決めたのが、Restaurant Campeon
BAR(バルと発音するらしい)タイプのレストランで、タパスと呼ばれる小皿料理を注文できます。
決め手だったのは、観光客っぽい人より地元の人たちが結構入っていたこと。
メニューはスペイン語と英語のものがあるようで、ウェイターさんは私達を見て即座に英語のものを持ってきてくれました。
ウェイターさんは英語もOKで、注文も問題なくできました。


まず最初に来たのが生ハム(ハモン・セラーノ)。
スペインにきたらこれは食べなくちゃ!ということで注文。
一緒についてきたビスケット(?)との組み合わせが美味しい♪
もともと生ハム大好きな私ですが、ここで食べたのは普段食べる生ハムとはちょっと違ってもっと滑らかな感じでした。
手前に写っているのは私が注文した緑茶です。
バルセロナに来てまでなぜ緑茶という感じですが、私はお酒飲めないし炭酸飲料も苦手。
空気を読まず緑茶を注文してしまいましたが、Vさんはちゃんと(?)ワインを飲んでいました。
あの場で緑茶を飲んでいたのは私だけだったと思います・・・

奥はチョリソーとポテトで肉食系Vさんが注文。
手前は魚介大好きな私が注文したイカのグリル焼き。
オリーブオイルたっぷりで、美味しい♪幸せ♪
魚の名前は失念。

最後にまた魚介系。
このお魚も美味しかったです。
付け合せのサラダは普通すぎるほど普通でしたが、魚が新鮮なのかシンプルにグリルで焼いてあるだけなのに美味しい。
バルセロナ最初のお食事は大満足!
スペインって思っていた以上に食べ物が美味しかったです。

ここからのホテルまでの帰り道、Vさんはデザートが食べたくなったらしく、途中で見つけたカフェでチーズケーキ食べてました。
カフェのメニュー
テレビでサッカー生中継中で、地元のおじ様方がサッカー観戦してました。
私は長時間フライトで変な時間に食べてばっかりだったし、ディナー直後でお腹もいっぱいだったのでデザートはパス。
この後は歩いてホテルに戻りました。
さすがの長旅で疲れていたようで、慣れない場所でもあっという間に就寝。


最後に、私達がディナーを食べたBARの情報を。
Restaurant Campeon


Carrer de Pau Claris, 108
08009 Barcelona Spain
Open: 7:00 am – 11:00 pm
+34 933 17 02 46


2014年11月22日土曜日

地中海ハネムーン・クルーズレポ5 カサ・ミラ



さて、荷物をホテルの部屋に置いたら、落ち着くまもなく早速街へ繰り出します。
もともとは午前中に着くはずだったので色々予定していたのですが、時間は既に17時。
とりあえず、どうしても見たかったガウディの建築をいくつかおさえておくことに。
「バルセロナと言えばアントニオ・ガウディ」というくらい有名な天才建築家。
クルーズの出航地がバルセロナだとわかった日から、彼の作品を見るのを楽しみにしてきました。
到着日はカサ・バトリョとカサ・ミラを見る予定だったのですが、到着予定が大幅に遅れたのでどちらかは諦めなきゃいけないかも。

ホテル前の大通りGran Via Corts Catalanesから、数ブロック歩いてすぐのところにあるのがグラシア通り。
ブランド物のお店もたくさんあるのですが、それらに混じって天才建築家ガウディのデザインした建物が2件あります。


ガウディ建築の前に、一番最初に見えてきたのがロエベが入っている建物。
さりげなく建っていますが、これも有名建築家による作品。
カサ・リェオ・モレラといって、アントニオ・ガウディーのライバルでもあり、カタルーニャ音楽堂やサン・パウ病院で有名なリュイス・ドメネク・イ・ムンタネによって設計された住宅です。
ガイドツアーで中も見ることができるようです。
情報はウェブサイトで。
優雅なデザインの建物にロエベがマッチしていて、思わずお買い物したくなりましたが、今は時間が無いので泣く泣くショッピングは諦めて写真を撮っただけで歩き続けます。

カサ・リェオ・モレラの隣にあるのがカサ・バトリョ。
写真を撮っている人たちがたくさんいるのですぐわかると思います。

入り口には列ができていたので、今回は中に入るのを諦めて外観の写真だけ。
他では見たことの無い曲線が美しい建物で、初のガウディ作品に気持ちも盛り上がります。

盛り上がった気持ちのまま歩き続けると見えてくるのがカサ・ミラ・・・なんですが、何と外観は修理工事中で見ることができませんでした。なので、写真も無し。
外観は入り口近くの写真だけ。

ただ、中には入ることができたので、カサ・ミラは中に入って見学することに。
チケットは一人20ユーロ。高い。
オーディオガイドがついているのですが、日本語はありませんでした。


ここは吹き抜けを1階のパティオから見上げたところ。
実業家のペレ・ミラとその妻ルゼー・セギモンの邸宅として1905年代から1910年にかけて建設されたのですが、現在は
当時は、個性的な外観から周辺の住民にグラシア通りの土地の価値を下げるとまで批判されたそうですが、今となってはユネスコの世界遺産に登録されるまでに評価されているんですからわからないものですね。
このエピソードを知って思い浮かべたのは梅津かずお邸。
少し前に個性的な外観が景観上問題があるということで訴訟されてましたよね・・・



これはパティ側から見たゲートです。
やはり曲線が美しい・・・私のお気に入りの部分でした。

屋上に上がるとそこもガウディワールド。
不思議な曲線を描くオブジェ(?)がたくさん。
ごらんの通り段差も多く、お年寄り、子供には危ない場所です・・・バリアフリーからは程遠い。


ここから遠くにサグラダ・ファミリアを見ることもできます。
サグラダ・ファミリアは明日の朝行く予定!
今は遠くから見るだけですが、待ち遠しい!


ここから、先ほどいたパティを見下ろすこともできます。
高いところが苦手な私としては、ちょっと怖い。


屋上から階段を下りてロフト部分に。
ここは現在展示室になっていて、カサ・ミラの模型やガウディのデザインした椅子などが展示されています。
カサ・ミラの模型。

修正中で見れなかったけど、本来の外観はこんな感じらしいです。
確かに個性的な外観。
建てられた当時は物議を醸し、周辺の住民はカサ・ミラを「石切場(ラ・ペドレラ)」と呼んだそうです。
今も、バルセロナではカサ・ミラというよりラ・ペドレラの愛称の方が親しまれているようでした。

そこから更に降りて、実際の住宅部分を見学。
これは玄関のドア。ドアの取っ手も個性的。
これもガウディデザインだそう。

廊下部分

内部もガウディらしい曲線美が見られます。
ただ、照明のせいか全体的に薄暗く・・・私は個人的に大きな窓の明るいお家が好きなので、住みたいとは思えませんでした。



これは住宅部分から下へ降りるための階段。
エレベーターといい、階段といい、暗くて狭い・・・
古い建物だからしょうがないですね。
ここには展示用になっているアパート部分の他、別の階には普通に住民が住んでいるそうです。
なので静かに下へ降りるように言われるのですが、毎日観光客が尋ねてくる場所に住むってどうなんだろう。
私だったら落ち着かなくて嫌ですが、住めば都?

これでカサ・ミラの見学は終わり。
中にいた時間は1時間半ほどで、
外に出た時にはすっかり日が暮れていました。

2014年11月20日木曜日

地中海ハネムーン・クルーズ4 バルセロナ空港とホテル




ルフトハンザ航空から2時間ほどのフライトを経てようやくバルセロナに到着!
トラブルにつくトラブルで張り詰めていた私もようやくホッとしたのか、ようやくテンションが上がってきました。
気温は24度、過ごしやすそうな気温です。



バルセロナ空港(正式名はバルセロナ・エル・プラット国際空港)は、第1ターミナルと第2ターミナルがあるのですが私達が使用したのは第1ターミナル。
新しく近代的なデザインで、自然光の入る明るい空港でした。

到着時点で既に16時を過ぎていたため、当初予定していた観光は全てこなせないのは確実。本当は朝9時半頃到着予定だったので、到着日もたっぷり観光できると思っていたのですが・・・
無事に到着しただけでもラッキーと思うことに。
Vさんと空港からクルーズ前に前泊する予定のホテルへタクシーで迎います。

新しい国に来るとその国独特の香りを感じるのですが、バルセロナは甘い良い香りがしました。(Vさんにはさっぱりわかってもらえなかったので、私の鼻が変なのかも?)
ちなみに、外国から日本へ来た人は日本は醤油の香りがするといいますが、たまに帰国すると「あ、確かに醤油の香りだ」って思うことがあります。

タクシーに乗ること20分ほど。
料金表示の上がるのが早いのでドキドキしましたが、25ユーロほどでホテルに到着。
今回私達が利用したのは、4星ホテルHotel Acta Atrium Palaceです。
クルーズに乗るゲスト向けにディスカウントがあり、Booking.comAgodaより直接予約した方が安かったのでホテルのウェブサイトから直接予約しました。
一泊しかしていませんが、私の評価は以下の通りです。

(採点は5点満点。観光メインの短期滞在でほとんど寝に帰るだけだった私の視点からの評価です)
ロケーション:5
大通りに面しているので見つけやすいですし、ショッピングにも観光にも便利な立地。地下鉄は結局利用しませんでしたが、すぐ近くにあるようでした。

 こちらは部屋からの眺め。

サービス:4
サービスを評価できるほど滞在していないのですが、チェックインチェックアウト共にスムーズ。全然待たされませんでした。2日目にチェックアウト後スーツケースを預かってもらったのですが、その手続きもスムーズで全く問題無し。

お部屋:4
大きめのスーツケースを二つ分並べて空けられるほどのスペースがあり、しかも清潔。


バスルームの外にも洗面台があり、朝はVさんが洗面所を占拠している間私はこちらを使うことができたので便利でした。
バスルーム

部屋の中にある洗面台。

部屋は大通りに面していましたが全然音は気になりませんでした。
室内スリッパも用意されてました。

バスルームにはシャンプーはありましたがコンディショナーは無し。
シャワーの出も温度も快適でしたが、バスルームのシャワーヘッドの位置が調整しにくかった点と、トイレとビデ(ヨーロッパによくあるやつ)の位置が向き合って近すぎたのはちょっとマイナス。
距離、近すぎません?


施設:3
スパとプールがあるとのことでしたが利用している暇は無く・・・ただ、エレベーターがかなり古く狭いのがマイナスポイントでした。
古い建物を改装して使っているようだったので、しょうがないのかもしれませんね。

食事:3
1階にあるカフェ(バー?)で朝食ビュッフェで食べたのみですが、あまり選択肢はありません。
なぜかハムだけは色々選べたのですが、野菜類も少なく(というか全く無かったような・・・)。
毎日食べたら飽きること間違い無し。それに、少し歩けばカフェがいっぱいあるので朝食はホテルで食べる必要は無いです。

全体:4
一日観光目的で泊まる分には全く問題なく快適でした。
バルセロナには観光都市だけあって、数え切れないほどのホテルがあるので迷ったのですが、このホテルにして良かったと思います。
1日目と2日目に行きたかった場所が全て徒歩圏内だったのでロケーションは最高に便利でした。
バルセロナでホテルを探す時に気をつけたいのは、小さい通りに面しているホテルの場合タクシーや車がホテルの前に止まれません。大きな荷物を抱えて歩くことになる場合もあるので、Google Mapのストリートビューを駆使して、ホテル周辺を予約前に確認することをお勧めします。
その点でもHotel Acta Atrium Palaceは大通りに面していて便利だったのでお勧めです。